【過酷】近代化の波を支えるタイの建設現場。リアル「カイジ」です。

タイのコンドミニアム市場は下降線の一途ですが、商業ビルなどの建設ラッシュは留まるところを知りません。

しかしそのタイの建設工事現場は、非常に危険な状態で行われており、非常に低賃金であると言われています。

その多くの労働者はミャンマー、カンボジア、ラオスからの移民者であり、多くの場合、規定の最低賃金または1日あたり400バーツ(1500円未満)未満となっています。

写真は、4月9日の撮影された最小限の安全対策のみで、サイアムスクエア近くの工事現場で労働者が足場を作っている様子になります。

このような危険と隣り合わせの状況で仕事をさせられていますが、落ちてケガをしたり、病気になったりすると給料ももらえなくなります。
彼らは、トタンで作られたプレハブでもない、粗末な小屋を現場での専用の宿舎とされ、男女構わずその中で暮らしています。

この写真の現場ではありませんが、私も一度、工事現場の宿舎の中を見せてもらった経験があります。
その中のコミュニティには、専用のコンビニみたいなものがあり、その中でも搾取が行われている様子でした。

正にリアルカイジです。

タイ人でも地方で小作人をやっている人などは、農閑期にこのような作業場に出稼ぎに来ていたりします。
彼らの故郷の家々は、人が住む家なのかと思えるほど、玄関には鍵もかけられないような粗末な住宅でした。

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