【ワーケーション】をご存じですか? タイがワーケーションの地として世界ランクイン。

タイは11月より観光客を受け入れるようになり、今後ますますニーズ増えていくことが見込まれています。
一方、「デジタルノマド
」の安住の地となれるよう対応をする準備をしています。

首相官邸のスポークスパーソン、タナコーン氏は、ドイツを拠点とする休暇検索エンジン「Holidu」によって、2021年の最高の「ワーケーション」都市のリストにランク入りされたと述べました。
【ワーケーション】とは、ワーク=仕事とバケーション=休暇を組み合わせた造語で、モバイルデバイスを使用してコーヒーショップや公共図書館でリモートで仕事をしながら、休暇を楽しむことを指しています。

アドベンチャートラベルトレードアソシエーションによる最近の調査では、タイがこれらの「デジタルノマド」にとって最も人気のある目的地の1つであることが判明しました。
回答者は、インターネットの速度の速さ、手頃な生活費、風光明媚な観光名所が彼らを王国に惹きつけた要因のいくつかであり、特に世界的大流行のために他の多くの人々がリモートで働いていると述べました。

タイ広報担当者は、政府は外国人が90日間滞在できる特別観光ビザ(STV)を承認することにより、増加するデジタルノマドに対応すると述べています。

STVビザは2回の延長が可能です。
つまり、観光客は一度に最大270日間滞在できます。
タイ政府は、STVが効果的なCOVID-19制御および予防措置の下で観光産業の活性化に役立つことを期待しています。

おそらく「デジタルノマド」の人は、「ボランティアビザ」と言うものを活用していると思います。
本来、非営利団体での活動を理由に許可しているビザですが、多くのビザ代行会社で「実際の活動を行う必要はありません」と謳っています。
これの方が、一年間有効でリエントリーも可能なので、ロングステイビザを取得できない「デジタルノマド」の方々は、これでタイに滞在していると言われています。

STVの方が取得費用など安上がりなのかもしれませんが、最大270日ですので、ビザの手続きに時間を取られてしまいそうで、実際の使い勝手はどうなのでしょうか。

※「ボランティアビザ」の利用の仕方が正しいかどうかについて、本誌では一切責任は負いかねますのでご注意ください。

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