どんな理不尽案件でもタイ人とのトラブルは禁物です。どこまでも追いかけられ最後は…。

あるタイ人男性(21歳)はブンカーン県のパークカート病院内の緊急治療室に侵入し、負傷していた怨恨相手を射殺した疑いで、4月9日に逮捕されました。

容疑者の氏名は、ブニヤリートとして公表されています。

パークカート病院内の監視カメラの映像では、午前1時20分頃に容疑者が銃を持って緊急治療室に急いで入った瞬間を捉えていました。
その後、病室で負傷した男性を撃ち始めました。
看護師らは銃撃中、蜘蛛の子をちらすように逃げ回ったと言います。
被害者男性(氏名非公開)は、残念ながらその後死亡したと宣告されました。

この事件の発端は、タイの飲食店内で起きた若い男性同士の喧嘩から始まったと警察は述べています。
その結果、今回銃撃された男性が負傷し、銃撃事件が発生した病院に運びこまれました。

容疑者は個人的に被害者と関係はなかったが、以前に容疑者が所属するギャングメンバーの1人と意見の相違があったと言います。
そして二人は、土曜日にレストランで再会しました。
当日は二人とも酔いが回っていて、最終的に物理的な攻撃につながりました。
容疑者の供述では、この争いにより容疑者は腕を負傷し、被害者は頭に負ったと言います。

それでも収まりのつかない容疑者は、被害者が治療を受けている病院の情報を聞きつけ、彼を見つけた後2発発砲し射殺しました。

タイ人からあらぬ恨みを買うと、いつまでもネチネチを追いかけられ、銃社会でもあるのでこのようなケースも珍しくありません。
現地で働く日本人でも人事を預かるような立場の人は、その配置換えや解雇などを行うと、命の危険を感じたことがあるとしばしば耳にしますので、ご注意下さい。
私も先日、全く身に覚えのないトラブルに巻き込まれましたが、家族にまで危害があると申し訳ないので、最後まで攻撃を受け止めこらえました。
タイ語がきちんと話せる人でも、話し合いなどに応じる状況ではなく、正義や正当性など通じる相手ではありません。

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