タイ非常事態令、17回目の延長が決定。ソンクラーン時のオミクロン種の感染拡大を懸念

すでにお伝えいたしましたが、タイ王立官報により正式に公布となりました。

【CCSA】本日決まったこと。陰性証明書の撤廃、非常事態令の延長、危険区域の変更、ソンクラーン祭りの規定、等々。

タイ政府は非常事態宣言を5月31日まで延長しました。
新型コロナウイルスの発生後の非常事態令17回目の延長は、3月23日水曜日に王立官報に
掲載され公布されました。

非常事態令は4月1日から5月31日まで有効になります。

Sars-CoV-2ウイルスは、伝染性の高いオミクロン変異体に変異し、国内で新たな感染の波を引き起こしています。

発表によると、ほとんどのタイ人はウイルスの予防接種を受けていますが、追加接種を受けた人の数はまだ少ないため、この状況は公衆衛生システムとタイ人の健康と生活にリスクをもたらす可能性があり、パンデミックは悪化しています。

さらに、4月と5月にはソンクラン祭りを含むいくつかの祝日があり、多くの人が首都を離れて家族を訪ねます。
これにより、ウイルスが国全体に急速に広がり、状況が悪化する可能性があります。

その結果、政府は、パンデミックを制御および防止するための緊急措置を継続する必要があると述べたため、健康緊急事態の宣言を延長するために、緊急事態における行政に関する緊急法令BE2005のセクション5を発動しました。

プラユット首相は3月23日に発表に署名しました。

7がつまでに新型コロナを「ただの風邪」と位置づけようと各利権団体がやっきになっていますが、これはあくまでもかなり新型コロナに先駆的な他国の動向に追随すると言うものでした。
しかしながら先日のWHOの発表では、国を完全開放した国々でまた大きく新型コロナの大流行が起きており、この措置は時期尚早であったと酷評しています。
「WHOがいまさら」という声もありますが、そのWHOですら「時期尚早」だと言っている措置を、目先の利益のためにタイ独断で推し進めるのはいかがなものなのでしょうか。

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