タイ公衆衛生省、さらなる入国規制の緩和を提案。どうなる子供たちの将来。

タイ政府は、「テストアンドゴー」スキームで要求されている、72時間以内のRT-PCR検査による陰性証明の要件なしに観光客を受け入れる法案を通そうとしています。

タイ公衆衛生省は、18日金曜日のCovid-19状況管理センター(CCSA)の会議に、タイ入国に関する特定の要件の緩和を提案すると述べています。

同省の提案によりますと、到着時のRT-PCR検査と5日目の抗原自己検査のみが必要であり、外国人訪問者の健康保険の補償範囲は少なくとも5万米ドルから1万米ドルに減額されます。

同省はまたCCSAに、Covid-19パンデミックを風土病(エンデミック)の状態に格下げするための手順計画を提示するとのことですします。

Covid-19の風土病へのダウングレードと制限の緩和は、新たな突然変異がないことを条件に、段階的に進めなければならないと述べています。
ウイルスを風土病にダウングレードする計画では、先ず4月初旬までに感染曲線を平坦化することを目標としています。

そして、5月下旬から6月30日までの第3段階では、1日あたりの新たな感染者数は1,000〜2,000にまで減らすことを目的としています。

この時期には、ワクチン接種を受けた観光客は、何の要件もなく入国が可能となります。
ワクチン未接種の観光客は、到着時に抗原検査を受ける必要があります。
そしてTest&Goスキームは廃止されますが、「タイランドパス」は残すとのことです。

最終段階である7月1日からは、Covid-19パンデミックが風土病の状態に格下げします。
観光客は、ワクチン接種を受けているかどうかに関係なく入国が可能となります。

タイ商工会議所のサナン会長は、新型コロナの感染病からの格下げを支持し、経済を復活させるためのさらなる制限を緩和するよう政府に求めています。

子供用のまともなワクチンも開発できていない中で、中国製のシノバックを打たせて終わりとは、なんともふがいないとしか言いようがありません。
数値などいくらでもその対象から除外すれば、改ざんできることは可能です。
そのような中で、ただただクズのような観光客を受け入れて、タイの経済にどれほど効果があるというのでしょうか。
きちんとした観光客なら、現状のルールでも十分にやって来ています。
何か終わりの始まりを感じずにはいられません。

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