3月13日は『ゾウの日』。タイ各地ではゾウさんを祝う式典が開催

スリン県とチョンブリー県では、3月13日の「象の日」を祝うため、ゾウたちに特別な待遇を与えました。

スリンのタートゥーム地区にある象使いの村では、約300頭の象へのごちそうとしてフルーツ盛りの宴会が開かれ、象と象使いを称えるための式典が行われました。
村には国内で最も多くの象が生息しており、タイ東北部を訪れる観光地としても有名になっています。

ゾウはタイの国民的誇りと文化的アイデンティティの源であり、歴史的にみても戦士や王によって労働、輸送、戦場での勝利に貢献してきました。

チョンブリー県では、60頭近くのゾウがサタヒープのノンヌットトロピカルガーデンで大規模なフルーツブッフェを楽しみました。
ゾウたちのために、8メートル幅のテーブルに置かれた2トンの果物と野菜が用意されました。

この地では、長い間外国人観光客がいなかったので、このフルーツビュッフェと何人かの訪問者はゾウら喜びをもたらしました。

「飼育されているゾウは、人と一緒にいることに慣れているので観光客がいないと退屈します。私たちの象は誰にでも、とてもフレンドリーです」と、同テーマパークの代表は語ります。

一方、動物の権利団体は長い間、タイの象キャンプでゾウをショーや乗り物で使役させていることを動物への虐待行為だとし、このようなことを終わらせるよう呼び掛けています。
実際に、人の食い扶持優先でゾウの飼育状態が悪いようなキャンプも存在します。
かといって、野生のみの環境で個体数を維持するのも、象牙ハンターなどの存在もありますので
難しいところですね。

 

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