ホテル代が払えない! ロシア軍によるウクライナ侵攻によりタイの観光業にも影響。

ロシア軍によるウクライナ侵攻は、かの地より訪れていた観光客へも影響が出始めています。

スラートターニー、プーケット、パタヤ、およびその他の観光地を訪れるロシア人とウクライナ人の観光客は2月28日、ロシアの主要な国立銀行との取引きがストップされ、旅行業者などに影響が出始めています。
ロシアによるウクライナ侵攻は、米国、英国、欧州連合、オーストラリア、カナダ、そして日本が、ロシアに対する制裁を引き起こし、その結果多くの国際金融取引が禁止されました。

3月1日現在、ウクライナとロシアの観光客、および両国からの観光客を手配するツアー会社は、クレジットカードや国際送金による支払いと受け取りに苦労しています。
サムイ島のウクライナ人観光客は、自国へ帰国できなくなっている状況の中、滞在を延長するため料金を支払うことを望んでいた一方で、クレジットカードによるその他の費用の支払いができなくなっていることが判明しました。
さらに両国の一部の市民は現在、資金運用が制限されており、新たな制裁によってさらに困難な立場となっています。

サムイ島観光振興協会は、この件によりサムイ島のウクライナ人は、食事、旅行、宿泊などのサービスの支払いができなかった人もいると言います。
ロシアの旅行者は、国際間でのお金の引き出しができなくなっています。
そしてこれは、観光事業の問題として大きな影響を及ぼしています。

タイ政府とタイ国政府観光庁は、観光客と事業主の両方の現在の状況で影響を受けた人々のための可能な解決策を模索しています。

現在約2千人のロシア人観光客がサムイ島におり、その多くが現在財政問題を抱えていると言われています。

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