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「美しすぎる女医の死亡事故」容疑者の警官に7つの嫌疑。ネット民の怒りは収まらず引き続き炎上。
- 2022/1/24
- バンコクとその近郊, 事故・火災(タイローカル)
昨日一報をお伝えし、反響の大きかった「美しすぎる女医の死亡事故」、波紋はまだまだ収まりません。
交通事故で医師を死亡させたとされる警官は、現在7件の嫌疑にかけられています。
この悲劇的な事故は、1月21日にパヤタイ通りにあるブミラジャナガリンドラ腎臓研究所病院の前の横断歩道で発生しました。
監視カメラの映像から、この日非番だった警察官のノラウィット容疑者がスピードの出し過ぎによる事故であったことを示していました。
警視総監のジラサン氏は月曜日に記者会見を開き、ノラウィット容疑者に対する告発を発表しました。
しかしながら、すぐに保釈金なしにすぐに釈放してしまった警察の対応に、タイのネット界隈ではまた、警察官らが自分たちの仲間に便宜を図ろうとしているかもしれないと疑っていました。当時のノラウィット容疑者の血中アルコール濃度検査に関する情報もありませんでした。
ジラサン警視総監は、ノラウィット容疑者は亡くなった女医のために適切な時期に仏門に入ると述べました。
現在パヤタイ警察では、ノラウィット容疑者に対し7つの告発を行う予定とのことです。
①死亡事故を引き起こした無謀運転
②ナンバープレートのない車両の使用
③バイクで左端の車線以外の車線を走行
④バックミラーのないバイクに乗る
⑤道路交通標識違反
⑥税金が支払われていない車両の使用
⑦横断歩道で歩行者が横断しているのに停止しない
ジラサン警視総監は、血中アルコール濃度をチェックしたが、アルコールは検出されなかったと断言しています。
警視庁の副長官は、ノラウィット容疑者に対して刑事および懲戒処分を行うための調査委員会を設置し、できるだけ早く対応するとのコメントを出しています。
また現場の捜査官が、表面上はノラウィットを助けるために、犠牲者の家族にすぐには知らせず、2時間後にようやく通知したことについては、ジラサン氏は捜査官が身元を特定できなかったからだと理由を述べています。
また同氏は、容疑者が犯罪の証拠として押収したオートバイを運転していたことを否定しました。
彼は、オートバイが12月14日に中古で11万バーツで購入したものだと述べています。
叩けば叩くほどほこりが出てきて、むせかえりそうです。