タイは逆ギレ天国!飲食店で食事をする場合、何があろうと自己責任です。

本誌では度々タイの食品衛生の現場は非常にずさんであり、口にする際は自己責任であることを訴えてきました。
タイの法律は、消費者を守ってくれることは非常に稀であるからです。

SNSで拡散された女性の苦情から始まったこの話は、タイ国営テレビにまで届きました。

この女性と彼女のボーイフレンドが、パトゥムターニーのクローンルワンにあるいつもの飲食店で、アヒルの肉料理である「ペットパロー」を食べに行ったと言いました。

いざ食事が提供されると、彼らは肉にウジがいることに気づき、この事実を店側に訴えました。

すると店主は逆ギレし、彼らに言い放ちました。
「私はあなたに代金の割引しました。あなたは他にもっと何をしてもらいたいのですか?」

明らかに謝罪はなく、他に何か特別なものを手に入れたいのなら警察に行って報告書を提出するようにと言い放ったと言われています。

結局この被害女性は、640バーツの請求書から40バーツを割り引いてもらっただけでした。

この飲食店の名前は詳しくは明かされていません。
何故なら、
名誉毀損に関する法律が色強いタイでは、被害者側の言い分が相当数の証拠と共に立証されない限り、逆に訴えられて負けてしまうからです。
従ってタイではどんな立派な店構えのお店でも、激痛を伴う食あたりを起こす場合がありますが、お店側は平然と営業を続けることが可能です。
日本なら、たった一件でも食あたりを起こすお客さんがでれば、閉店にまで追い込まれることがありますが。

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