【続報】10歳の行方不明の少女保護後、父親がかけた言葉は「宿題やったか?」。

先日、本誌へのコメントでも「父親から逃げてきている可能性があるのに、父親の元に送り帰して良いのか?」という少女を心配する声が上がっていました。
そのような心配に対して、警察もアフターフォローしてくれていました。

【動画あり】YOUはどうして一人なの? 夜中にチョンブリーの幹線道路を歩く10歳の少女。

パタヤ観光警察は、9月28日に夜道を一人で歩いていた少女のその後を確認しに行きました。
観光警察は、タイのネット民らが心配し法執行機関に少女が父親の元を離れようとした理由を突き止めるべきだという声に対し、少女と彼女の家族を訪ねることとしました。

パタヤのジョムティエン地区にある長期滞在型ホテル(サービスアパート)に行って、より深く調査しようとしました。

しかしアメリカ人の父親はあまり協力的ではありませんでした。
少女はインターナショナルスクールに通っていました。
ホテルの店員に話を聞いてみたところ、父親と娘はホテルに3年以上滞在しているとのことでした。
ホテルのスタッフによると、父親は非常に厳格な面持ちで、他の人とほとんど口をききないと言います。

少女の日常は、午前4時から5時頃に部屋から降りて水を汲み、午前6時に父親と一緒に朝食をとり、定期的にホテルのロビーで宿題をするというものでした。
また、少女は自転車に乗って時々運動しているのを見たと言います。

家庭内虐待の懸念について。

警察によりますと、父親が厳格な性格だっただけで、家庭内虐待の兆候に気付いた点はないとのことです。
これは、少女が警察署に行くのを手伝った観光警察の声明と一致し、少女を見たときの父親の最初の言葉は「宿題はやったか」だったと言われています。

その後、少女は宿題を取り出し、粛々と勉強し始めました。

警察は、定期的に訪問を続け、父親と少女に話かけ、何も起こっていないことを確認するが、法執行機関の観点から、父親は何も悪いことをしておらず、合法的にタイに滞在していることを確認したとのことです。

父親は、警察やタイのメディアと会話することを拒否しています。

自分の子供が行方不明中だったというのに、最初にかけた言葉が「宿題やったか」ですか…。
そんな毎日から逃げ出し、少しでも母親に甘えたい一心からの行動だったのでしょうね(泣)

でもまあ、「勉強した?」という口うるさい親になりたくないと思ってはいましたが、私も言うようになってしまいました。
本人のためと思いつつ、本人のことをなかなか考えてあげられていないのかもしれませんね。
うちも家出されないよう、バランス感覚をしっかり持とうと感じさせられた一件でした。

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