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【タイ】センセーブ運河でボートに巻き込まれ少年死亡
- 2020/6/13
- 事故・火災(タイローカル)
2020年6月13日。
週末の金曜日(6月12日)大変な事故が発生してしまいました。旅行者や駐在の方でも一度は利用したことがあるのではないでしょうか、バンコクの中心を流れますセンセープ運河を運航する通称ボートタクシーで死亡事故が発生しました。
このボートタクシー、渋滞の激しいバンコクにおいて安価で渋滞の心配がないということで、通学や通勤、観光などで幅広い人たちが普段利用している。その一方で、運河自体は最強レベルの汚染されたドブ川で、普通に乗船していても服や髪にドブの匂いがしみついてしまうほど乗り心地は決してよいものではない。さらに渋滞はないとは言ったが、実は船の来航は激しく、所せましと多くの船が行き来していて、時折、船が通れなくなり渋滞のようなことが発生することさえある。
そのような劣悪な環境なのだが、タイ人は強い! このような劣悪な運河で水遊びをする子供たちがいたりするのだ。
この日も少年らはセンセーブ運河にかかる橋の下で水遊びをしていて、潜水などを楽しんでいたようだ。その折に通った船のタービンを避けることができず、それが致命傷となってしまった。
警察は、ダイバーの力を借りるなどしたが運河から少年の遺体を回収するのに約20分程度かかった。ボートタクシー:クロップクルア・コーンソーン社は、葬儀費用として少年の家族に2万バーツを提供しました。この事故の責任の所在などについて警察は現在調査中ではあり、多くの目撃者などから事情を聴いている。
日本人でこの運河で水遊びをする勇気のある方はまずいないとは思いますが、タイ人でもたまに船から落ちたという話しを聞きますので、この運河に落ちただけでもどのような感染症にかかるかと考えただけでも恐怖です。また目に見えない水しぶきによって、ばい菌が入ったりする可能性もあります。インスタ映えを狙ってタイに来た旅情も感じる写真を撮りたい気持ちも分かりますが、海外は基本自己責任です。先ず保証などあてになりませんので、くれぐれもご注意を。