今季は大気汚染PM2.5の状況に注意を。新型コロナ感染者は症状が悪化する可能性も。

タイの保健当局は、PM2.5が今季はさらに悪化し、基礎疾患のある人や新型コロナに感染した人は特に危険だと警告しています。

しかし、保健大臣のアヌティン氏もCCSAのスポークスマンであるオパス博士も、政府がそれについての対策をどのようにするかについては述べていません。

同局は、今後2〜3か月間、PM2.5から保護するためのマスクを着用し続けるべきであると述べています。
それには通常のマスクは大気汚染に対するある程度の保護を提供しますが、N95マスクが最適です。

彼は、自宅で仕事をしたり、カーシェアリングをしたり、車の排出ガスをチェックしたりすることが対策になるだろうと述べるにとどまっています。

さらにオパス博士は、今年は2つの理由で昨年よりも悪化すると述べます。

彼は、心臓病、気道の問題、腎臓や皮膚に問題を抱えている人々は特に注意を払うよう警告しました。

彼はまた、新型コロナはいくつかの点でインフルエンザに似ているため、PM2.5によって状態が悪化する可能性があると付けくわえています。

バンコクでは、バスなど黒煙を振り撒いて走っている状況が目に余りますが、全く取り締まりに本腰を感じません。
地元メディアが報じるように、対策について何もせず、「注意を、マスクを!」と市民側に負担を押し付けても、タイ市民と政府との信頼関係が遠のくばかりなのではないでしょうか。

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