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元警察署長による容疑者拷問殺害事件、いよいよ起訴へ。でも保釈されちゃうの?
- 2021/10/28
- 事件(タイローカル)
タイ犯罪抑制課は、200万バーツの賄賂を要求しながら容疑者を窒息死させたとして告発された「ヂョー・フェラーリ」として知られる元ナコンサワンの警察署長の調査を完了したことを明らかにしました。
検察官が今週、ナコンサワン警察署長とその部下6人に対して訴訟を起こすと述べています。
元警官署長のティティサンと6人の警官は、8月に2人の麻薬容疑者に200万バーツの賄賂を要求したとされています。
監視カメラからの映像は、尋問のように見えるものの、男性の周りに多くの警官が取り囲んでいる姿を示しています。
そして、ビニール袋が男の頭の上にかぶせられました。
彼は床に倒れたときに殴打されました。
そして警察官らは薬物の過剰摂取が死の原因として、診断書を作成させ、他の容疑者に黙っておくように命じたとされています。
先週、ナコンサワン地方裁判所は容疑者が故意に窒息させ、死亡させたことを認定する判決を下しました。
ティティサンは、彼の車のコレクションと贅沢なライフスタイルで「ヂョー・フェラーリ」として知られています。
特に警察の給料が約4万バーツ程度だったと言われていますが、彼の巨万の富は、マレーシアから違法に輸入された高級車を没収し、競売にかけ売りさばいたところから来たと言われています。
彼の逮捕後、国家腐敗防止委員会は警察官の財産の調査を開始しました。
検察官が訴訟を起こすと、ヂョー・フェラーリの弁護士は、容疑者の親戚が40万から50万バーツの範囲の保釈を申請する準備ができていると述べています。
これだけ巨万の富を築いていれば、50万バーツほどの保釈金など、彼らにとってコンビニでアイス買うような金額ですよね。
というか、保釈させちゃうの?