チェンマイは、新たな感染クラスターが報告されるなど、ここ連日新型コロナの症例数が増加傾向にあります。
一方、プラチュワップキーリーカーンのフアヒン地区とプランブリー地区でも同様に感染が急増しているため、現地の当局者らは外国人観光客の受け入れを11月1日から延期するよう求める声が高まっています。
10月23日土曜日、チェンマイでは、新たな感染が461人を超え、2名の死亡者がでました。
県の伝染病局によると、この数のうち5人が県外からの感染でした。
ここ最近、日々の症例数が着実に増加傾向にあります。
当局者によると、ほとんどの患者は「グリーン」グループに属しており、症状がほとんどまたは全くない人だと言います。
チェンマイは934,051人の住民、つまり人口の74%が2回のワクチン接種を終えています。
多くの人々が家庭内にウイルスを持ち帰り感染させましたが、ナイトライフ施設や賭博場、パーティーなどに参加したその詳細を明かすことに消極的だったため、感染ルートが不透明だったと言います。
フアヒンチャアム観光事業協会の顧問であるウドム・スリマハチョタ氏は、地元企業は長い週末が感染を急増させる可能性があり懸念していると述べました。
多くの人がフアヒン地区のリゾートに向かい、あるホテルの占有率は80%を超えていると言います。
そして、フアヒンではすでにいくつかのクラスター感染が発生しています。
ウドム氏は、国民の健康を守るために、11月1日に外国人観光客を受け入れる案は、12月まで延期されるべきであると述べています。