タイの熱帯低気圧「ティアンムゥ」による被害、現在6名が死亡、7万世帯が避難。

タイの30の県を襲い、7万世帯を超える人々に影響を及ぼしている大規模洪水で6名が死亡し、その多くは避難の危険にさらされています。

王立灌漑局(RID)は、2011年に起きた洪水危機と同レベルの大混乱が起こるのではないかという人々の懸念の高まりを和らげるために動きました。

RID事務局長のプラピット氏は、2011年のケースとは異なり、4つの主要なダムには現在、少なくとも合計120億立方メートルの容量を保管するための十分な余力が残っていると説明します。

一方、少なくとも30の州が現在洪水に見舞われている、と防災・軽減局は、現在の最新洪水状況について報告しています。

報告によると、タイに大規模な洪水をもたらした「ティアンムゥ」(Dianmu)の嵐は、チェンマイ、ランプーン、ランパン、ターク、スコータイ、ピサヌローク、ペッチャブーン、ピチット、カムペンペート、ルーイ、コーンケン、チャイヤプーム、ヤソートーン、ナコンラチャシーマー、ブリーラム、スリン、シーサケット、ウボンラチャターニ―、プラチンブリー、サケーオ、チャンタブリー、ナコンサワン、ウタイターニー、チャイナット、ロッブリー、スパンブリー、シンブリー、ア―ントーン、アユッタヤー、ナコンパトム、と広範囲に被害を及ぼしています。

この洪水によりこれまで、6名の死亡が確認されました。
ロッブリーで5名、ペッチャブーンで1名です。
他に2名がまだ行方不明となっています。

同局によると、この洪水により71,096世帯が影響を受けており、住民は高台に移動するよう警告が出されており、多くの家族が避難する状況にさらされています。

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