サハの会長、動きます「10月に観光客受け入れは再検討すべし!」「観光に依存すべからず」

大御所、動きます。

国を代表する大財閥企業の1つであるサハ・パッタナーピブン社のブンチャイ・チョクワッタナー会長は、新型コロナウイルスのリスクが高い今、10月に国を再開する計画を再検討するよう政府に求めました。

ブンチャイ氏は、国を開け新たな感染が急増したとなった場合、タイはその「良いイメージ」を完全に失うリスクがあると述べます。
「今の会社の最大の懸念は、今年の10月に国を完全に再開する政府の計画です。国を開放することで、感染者の数が急増する可能性があることに不快感を覚えています。」と発言しています。

ブンチャイ氏によると、政府は、新たに感染した症例の数が1日あたり1,000人未満、またはワクチン接種者の80%が接種されるなど、国を再開するための明確な条件がない場合、来月国を再開すべきではありません。

現在、全体的な消費者の消費力は依然として弱い。彼らは必需品しか購入しないとブンチャイ氏は述べ、観光に大きく依存するのではなく、さまざまな刺激策を通じて地元の消費を刺激し続け、国に収入をもたらすための代替事業を促進するよう政府に助言しました。

これは昨年の4月(正確には3月末)にロックダウンがかけられてから、首尾一貫して主張していることと全く同じ考えです。
底の部分が無策あったため、観光業に依存しようと安易に考えたため、行ったり来たりを繰り返しただけの一年半でした。
その間に国民経済は疲弊し、多くの人が亡くなりました。
ついに国庫が枯渇し始め、借金は法で定めるギリギリまで行ったため、外国人の財布にすがり始めたわけです。
そのような状況で国の方針を選択するのは、あまりにも安易で脆弱な考えです。
さすがタイ大物、タイの最大財閥の首長は国のあり様がよくわかっていらっしゃいます。

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