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結果、CCSAのタウィーシン博士も追認。飲食店へのコロナ証明書は不要。「現在は試用期間中。義務ではない」
- 2021/8/30
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またキツネにでもつつまれたかのような答弁ですが、タイのニュースに読み慣れてくると、本誌ではおそらくこうなるだろうと予測ができていました。
CCSAのタウィーシン博士は8月30日、ダークレッドゾーンでの事業の再開とその他の緩和制限は、最大限の自己防衛の原則の下で新型コロナと共存するための新しい措置の一部であると述べた。
これは封鎖制限の解除と言う意味ではなく、世界の多くの国で採用されている「スマートコントロールとCOVID-19のある生活」と呼ばれる新たな措置の実施であることを強調しました。
彼は今回の件が「ロックダウンの解除」または「ケース番号に基づいた規制緩和」ではなく、Covid-19戦略の長期的な計画の一部であると主張しています。
広報担当者は、以前に発表された「ユニバーサル予防パイロットプログラム」の実施については言及していませんでした。
このプログラムでは、レストランなどのすべての施設スタッフと顧客は、2回のワクチン接種が義務付けられています。
また72時間以内の陰性証明書、もしくは迅速抗原検査キットの検査を受ける必要があります。
しかし検査キットは供給が不足しており、2回のワクチン接種を終えた人は、人口全体の約10%しかいないため、現時点では「義務付けられていません」。
しかしスポークスパーソンによると、将来的に施行は可能であり、現在は試用期間だとしています。
本日バンコクのアサウィン知事が、飲食店の利用にこのような検査や証明書は不要である、いち早く弁明しましたが、結果としてCCSAは追認をする形なりました。
おそらく、「もともとそのつもりで言ったのだ」というのでしょうが、こういった現実的な話しが先にでることは先ずありません。
とりあえず人の反応を見てから、言い訳しながら変更するというが常套句です。
タイのニュースはそのままの文字を見るのではなく、読み解いていく必要があるという良い例だったかと思います。