ShopeeとLazadaに逮捕状!不当な 価格で販売していた罪だそうですが…。

タイ商務省は、11の小売り店と2つの主要なネットショッピングサイトに対して、抗原検査キット(ATK)とサンビロート(穿心蓮)としても知られる「ファータラーイジョーン」の販売で値下げを行っていることが判明し、訴えを起こしました。

※「ファータラーイジョーン」…東南アジアで広く使用されているハーブで元々、風邪になりにくい、癌になりにくいなど言われてきましたが、最近では新型コロナウイルスにも効くと一部研究機関が主張しています。

同省は警察に、2つのオンラインプラットフォーム(ShopeeとLazada)の運営者を逮捕するよう指示しました。
この2社のサイトでは、前述の2つの製品を不当な価格で販売していました。

モノとサービスの価格に関する中央委員会の会議後、商務大臣のジュリン・ラクサナウィシット氏は、委員会が10の「ファータラーイジョーン」販売元と1つのATK販売元に対し、2つのオンラインプラットフォーム(ShopeeとLazada)を介して不当な価格で賞品を販売していたことが判明したので、訴訟を起こすことを決定したと述べました。

販売元は、1999年の商品およびサービスの価格法のセクション29に違反したとして訴訟を起こされています。
第29条に基づき、事業者は、不当に価格を抑制したり、不当に価格を高騰させたり、商品やサービスの価格を変動させたりする意図を持って行動することはできません。
彼らは、最大で懲役7年、最高14万バーツ(約49万円)の罰金、またはその両方を科される可能性があります。

ATKは、薬剤師が管理するドラッグストアを通じて販売するために公衆衛生省によって承認されました。

カセサート大学近くのあるドラッグストアは、ATKを1個あたり450バーツで販売しており、同省の基準価格である350バーツより29%高く販売されています。

このドラッグストアもセクション29に違反した罪で起訴されていると言います。

「ファータラーイジョーン」は、確かに最近話題に上がっていましたが、本誌では効能など怪しい部分もあり取り上げてきませんでした。
ただ、タイ人には本気で信じている人もいるようですね。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る