7年ぶり!イラクからタイ米44,000トンの大量発注に首相も自信回復。

7年ぶりの大型発注です。

タイは44,000トンのコメを、7年ぶりにイラクへと輸出する予定です。
プラユット首相は、タイの輸出業者が世界市場に対応するのを支援する用意があることを表明しました。

8月2日、政府報道官のアヌチャ氏は、プラユット首相は44,000トンのタイ米をイラクへの輸出する準備をしていると知らされたと述べました。
これは、イラク市場におけるタイ米への信頼が回復したとみています。

さらにタイ政府は、プレミアム市場、ジェネラル市場、ニッチ市場の3つに主要市場を分類し、新しい国でタイの米市場を開拓する際に、民間部門とタイの輸出業者を支援する準備ができていると述べました。
これはタイの稲作農家に利益をもたらすことでしょう。

8月中旬に輸出される4万4000トンのタイ米100%は、7年ぶりにイラク市場に輸出される大型発注です。
タイの輸出業者は、今後もタイの米をイラクに輸出し続けることができると期待しています。

タイ政府はまた、アジア、中東、その他の地域でタイの農産物を販売する際に、タイの輸出業者を一貫して支援する準備ができていると言います。

プラユット首相は、経済危機とCOVID-19危機により減速した国内消費需要に取って代わるために、タイの米と農産物の促進を加速し、世界市場での市場シェアを拡大​​するよう商務省に指示しました。 

タイは観光業から脱却せよ

2020年の3月、タイの新型コロナ禍第1波が始まった当初から本誌で首尾一貫、あぶく銭である外国人の財布を期待する観光業頼りの経済から脱出し、生産を基本とした労働と物づくりへと経済を転換しなければ、タイの経済は大変なことになると度々主張してきました。
その時から1年半が経過し、現在その通りになっているのですが、タイ政府もようやく気付き始めたようです。
遅いと言えば遅いのですが、明日気づくよりは今日気付いた方がましです。
観光業はプーケットだけを特別区のような形にして細々と続け、いつまた同じようなパンデミックが起きても国の経済がぐらつかないように、国民に職を用意し労働して賃金を稼ぐ方法を学ばせるべきなのです。
観光客から「プチぼった」をして、人からお金をかすめ取るような稼ぎ方を覚えてしまうと二度とまともな仕事に就こうなどと考えられなくなってしまいますから。

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