一枚の写真から想像するミャンマー人が越境してくる理由。

6月13日日曜日の夜遅く、ターク県メーソート地区のモエイ川のほとりで、第4歩兵連隊のパトロールにより、ミャンマー国籍の者17名(うち子供1名)が不法侵入で逮捕されました。

兵士たちは、ター・サイ・ルアット近くのモエイ川から堤防を登っている集団を発見しました。
ボートで川を渡り、雨が降り注ぐタイ側に着陸し、全員がびしょ濡れになりながらのタイ入国でした。

男性は12名、女性は4名、子供は1名でした。
彼らは入国に関する書類を持っていませんでした。
すべてが最初の健康チェックには合格しました。

彼らは国境を示す川を渡ったことを認め、仕事を探すために不法にタイに入ったのだと警察は述べています。
彼らは法的手続きのためにメーソット入国管理局に引き渡されました。

この一枚の写真からも十分に彼らの背景を窺い知ることができるかと思います。
このような艱難辛苦を乗り越えてでも、タイに入国しなければ暮らしていけない状況だということでしょう。
生まれた国や生い立ちが異なるだけで、何故人はこのような人生を歩まなければならないのでしょう。
つくづく自分の置かれた立場が、非常に恵まれたものなのだと感じさせられます。

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