タイ北部でランピー・スキン病が流行。人には感染しません。

新型コロナでもてんやわんやなところ、畜産業界では新たな流行り病に悩まさられているようです。

タイ畜産局は、国内の牛にランピー・スキン病が流行りだしたため、現在そのワクチンを探していると発表しました。
局長のソラビス氏は、同省が海外のワクチンメーカーに連絡を取り、ワクチンを購入して国内に輸入手配していると述べています。

この病気は現在、ガーラシン、ロイエーット、ナコンパノム、マハサラカム、コーンケン、カンチャナブリー、ナコンパトム、チェンラーイなど、北東部、中央平原地域、北部の18の県の牛舎に広がっています。

同省当局者は先月、ロイエーットのドンデーン村でこの病気を最初に発見し、国際獣疫事務局に報告しました。

彼は、それが人間に伝染することはないので、人々が病気について心配するべきではないと言います。
この病気は蚊、ハエ、ダニを通して広がります。
同省はスタッフに、それぞれの地域で疾病管理措置を課すように指示しました。

これらの措置には、症状と病気の一般的な広がりに関する情報の周知と、ブリーダーが彼らの牛の状態を監視するための方法が​​含まれています。

感染した牛は、眠気、よだれ、食欲不振、皮膚の膿疱などの症状を示します。
新しい牛を受け入れたばかりの農家は、28日間他の牛たちと隔離し、休ませることをお勧めしています。
昆虫が病気を伝染させるのを防ぐために殺虫剤を噴霧することも提案されています。

最後に、家畜仲介業者はさらなる感染を防ぐために、病気が蔓延している地域から少なくとも50キロ離れた場所で取引するよう求められています。
同省は、病気が蔓延している地域での繁殖を排除するために殺虫剤を使用すべきだと付け加えています。

例え戦争がなくても国は内側から亡ぶと言われていますが、病原菌との戦いもその一つとなりそうです。

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