「クリスタルクラブ」の質問をした者は、法的処置に!とタイ首相言。

タイのメディアは、プラユット首相に、閣僚たちが、第3波の出火元であるナイトクラブに行ったかどうかについて質問しました。

官邸での会議の後、首相は「タイクーファークラブ」(クリスタルクラブのタイ語名)という用語を使用した場合、法的処置をとると述べました。(地元メディアでは暴言を吐いたと記載されています。)

しかし首相は現時点で「間違った歓楽街に行く」のをやめるべきだと言ったにもかかわらず、他の大臣らがクラブに行ったことは否定しませんでした。

彼は10年間。ナイトクラブのようなところを訪れることはしていないと述べます。
彼は若い頃少し経験したけど、基本家を出ることのない「引きこもり青年(ホームボーイ)」だったと言いいます。

一方、彼の副首長兼保健大臣は、現在検疫している人の1人です。
それは、昨年、無料のフェイスマスクを受け入れなかった外国人を「汚いファラン」と呼んだことで有名な、物議を醸しているアヌティン・チャーンビラクル氏です。

プラユット首相は、アヌティン氏や他の大臣たちが何をしていたかを具体的に言うことなく、誰もが自分たちの行動に責任を負わなければならないと述べました。

今回の第3波では、一部の上級国民のタイムラインが「不明確」であり、彼らがむしろ詳細を語りたくないことを示唆している。

集まった記者団に指を振ると、プラユットは法的措置をとると脅した。
首相は、閣僚たちがナイトクラブに行ったかどうかは「鶏が先か、卵が先か」と同じことだと語ります。

うまい例えには思えませんが、タイのマスコミと対峙する際には、いつものようにプレッシャーと好戦的な姿の両方を感じました。

と以上が、地元メディアの伝えるところによります。
かなり口調が強めの報道内容だったため、一部柔らかく伝えております。

原因がどうであれ、タイも新型コロナ対策で少し疲れが見えているのかもしれません。
正直、第2波のあとはワクチン接種で乗り切れると、政府内でも安心していたのかもしれません。
と思っていた心のスキを突いてくるのが、新型コロナのスゴイところです。
どんな対策をしようとも、「人間の慢心」をかぎ分け確実に侵入してきます。

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