【タイ】ご主人のために豊胸手術をする人がいるのでしょうか?

タイの映像に関するコンプライアンスは日本より厳しいかもしれません。
お酒やたばこ、拳銃(タイは一般の人でも拳銃を所持しています)、性的なものなどの描写は基本禁止であり、ドラマなどストーリー上このような描写が必要な場合は、不自然なくらいモザイクをつけなければなりません。

しかし一方で、日本ではこう言った表現はアウトだろうと思われるものが、オーケーだったりします。
それは今、オリンピック招致委員会の森元会長が問題視されたような「女性蔑視発言」についてです。

企業の求人広告には、年齢や学歴その他の条件で「容姿端麗」な方といった文言が踊っています。
一昔前、日本でもこういった表現が当然のごとく巷の求人広告で見かけることがありましたが、今はもちろんご法度です。
今の日本で、もしそういった広告が流れでもしたら、烈火のごとくそういった団体から批判を受け、企業なら倒産まで持ち込まれることでしょう。

先日タイのバンコクでこのような広告(冒頭写真)が掲げられました。

バンコクの大通りに掲げられた巨大広告には、運転中の男性ドライバーの目をくぎ付けにしてしまいそうな女性の胸元を大きく開けた写真と
「あなたの夫は定時に帰宅することでしょう」
「専門の外科医チームによる豊胸」
と書かれています。

タイの女性は、日本の女性よりも整形手術に関しての抵抗感があまりないように感じられます。
目や鼻などは入院のに必要なく手術が施されますので、オフィスで座っている目の前のタイ人スタッフの顔がある日、別人になっていたなんて言うことも珍しくありません。

豊胸手術も割と盛んです。

とは言え、流石に建前的社会的体裁を重んじるタイ。
こちらの広告はやりすぎだということで、撤去(強制か自主的かは不明)されたようです。

確かに一昔前、日本でも裸の女性を使った広告は珍しくなく、それを当たり前のように受け入れていた時代がありましたが、あれは別世界の出来事だったのでしょうかね~。

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