【動画あり】これが11月に開業するバンスーグランドステーションの全容だ!

これはタイが近代国家として、国際的に認められる象徴としてのプロジェクトと言っても過言ではないかもしれません。

この計画は、スワンナプーム空港の開港以来タイが実施した最も重要なインフラプロジェクトであり、国内の時代遅れの鉄道網に革新的な活性をもたらすことでしょう。

バンスーグランドステーションは、完成からわずか数か月で、タイの鉄道旅行を変革することとなるでしょう。

この新たなターミナル駅は、7月に一般公開される予定で、11月までに商用列車が運行される予定となっています。
このターミナル駅は、完全に稼働すればASEANで最大かつ最も近代的な駅となります。

バンス―交差点の近くにあるこの駅は、バンコクからノーンカイ、バンコクからチェンマイまでのタイの高速鉄道リンクのハブ駅になります。

26のプラットフォームで構成され、タイの既存のディーゼル車両、新しいデュアルトラック鉄道など、新しい電車にも対応可能となっており、新しい高速列車のハブ駅にもなります。

高速東部経済回廊鉄道は、ラヨーンのドンムアン、スワンナプーム、ウタパオの3つの空港を結んでおり、パタヤからバンコクまで1時間以内での移動を可能にします。
さらにバンコクとチェンマイ、イサーンを結ぶ高速列車も計画されています。

中二階と小売スペースを備えた3階建ての駅には、新しいモーチット・バスターミナルへの高架通路と、1,600台収容可能な地下駐車場も装備しています。

高速列車に対応するだけでなく、タイで使用されている新しい電車や古いディーゼル列車にも対応し、現在の空港鉄道リンクと多数のMRT路線が接続することも可能にしています。

また、バンコクの人々、特にランシットやその他の周辺地域に住む人々の通勤時間を短縮するのに役立つだけでなく、人々の鉄道輸送により道路上の車の数を減らすことができれば、バンコク都の大気汚染の量を減らすのにも役立つことでしょう。

開通後、20万8,000人の通勤者がバンスー中央駅を通過すると予想され、この数は2032年までに1日あたり39万6,000人に増加します。

新しい駅は、1916年の開業以来バンコクの主要鉄道駅として象徴的であったフアランポーン駅と置き換わる予定です。

先週、鉄道当局は、フアランポーン駅を11月に完全に閉鎖する計画を発表しました。
新駅オープンの時点で、すべてのサービスは新しいバンスーグランド駅に移動される予定となっています。

 

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