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「児童レイプ問題は、タイが数年来抱える社会問題」だと地元メディアの報道を読む
- 2021/1/23
- もっと知りタイランド
日本人があまり知らないこととして、クロスボンバーでも度々、タイでは児童に対するレイプ事件が発生していることを警告を込めて発信してきました。
特に地方では、明るみに出ない、いやむしろ明るみに出さないように画策されており、(レイプされた子供となると将来的にも傷になるから地域コミュニティが無理やり結婚させて和姦とさせる。しかし大概は暴力などの問題でうまくいかない)実数として把握できないケース多いのです。
その児童レイプ問題は、タイ社会が抱える問題だと地元有名メディアも報じています。
(以下、引用文)
『児童レイプ犯が刑務所で自殺したとして、性犯罪にスポットライトを当てる。
児童レイプ犯が、22日金曜日の早朝アユタヤのナコンルアン警察署の彼の独房で死んでいるのが発見されました。
靴ひもで首を吊った容疑者の35歳のニルット・キアオサワット容疑者は、11歳幼女をレイプした容疑で21日木曜日に逮捕されました。
レイプは、タイ社会が数年前から頭を悩ませている問題です。
パヴィーナ児童&女性基金(Pavena Foundation for Children and Women)は、2020年に10,147件の児童虐待を処理したと発表しました。
そのうち863件はレイプ事件でした。
創設者のパヴィーナ氏は、彼女の財団が昨年処理したレイプ事件の数は2019年の786件から9.8%増加したと述べました。
暴行者のうち、43.26%が友人、恋人、知人、30.6%が親戚または家族、5.6%が隣人でした。
また昨年12月には、女性と男性の地位向上基金(Women and Men Progressive Foundation)が「2017年から2019年の間に収集されたデータと比較したタイでの暴行」と題し、前例のない性的増加を発表しました。
データによると、2019年に報告された333件の性的暴行のうち、43.9%がレイプであり、そのうち47.3%が11歳から15歳でした。
レイプの数が最も多い5つの県は、バンコク、チョンブリー、コンケン、クラビーとウドンターニーとなっています。』
冒頭でも申し上げましたが、レイプ事件が増加しているのは、タイ人の意識向上(特に首都圏)によって事件が明るみに出ているからだとも言えます。
もしくは、前述のNGOなどの協力があるからかもしれません。
しかし、もっと根深いのは、明るみに出そうとしない地方の闇です。
リタイヤしたら、タイののどかな地方で暮らしたいなあ、などと簡単に思わない方が良いです。
日本人には知られていない闇が、地方にはたくさんありますから。。。