タイの闘鶏場を見たことがありますか?

タイの新型コロナ第2波のニュースを追っていくと、危険エリアとして「闘鶏場」なる言葉を目にします。
ただバンコクなど都市部でのみ生活していると、「闘鶏場」なんてどこにあるの?と疑問を持たれている方も多いかもしれません。

アユタヤ県では、闘鶏ギャンブルで逮捕された11人が逮捕されました。
裁判所からは、それぞれ15日間の執行猶予付きの有罪判決が与えられ、6,000バーツの罰金が科せられました。

逮捕された11人は1月4日、プラナコンシアユタヤー地区のサンパオロムにある「闘鶏場」で、捜査に踏み込んだ警察に拘束されました。

彼らは、新型コロナ感染拡大を制御するための、違法なギャンブルと混雑した会場での集会を禁止する緊急命令に違反した罪でアユタヤ地方裁判所で起訴されました。

1月5日裁判所において1年間執行猶予付きで15日間の投獄を宣告し、違法な賭けごとに対して1,000バーツ、集会禁止を破ったことに対して5,000バーツの罰金を科しました。

アユタヤ県では、この新型コロナ第2波で31名の感染を出しましたが、そのほとんどがアユタヤとアントンでの「闘鶏場」が原因となっていました。

その結果、アユタヤのすべての「闘鶏場」は新年から閉鎖を命じられ、警察の捜査会場は閉鎖命令に反していたと言います。

基本「闘鶏場」では実質「賭け」が行われていて、賭けていないという名目の元で、警察も黙認していた部分がありました。
バンコクやチョンブリー、ラヨーンでも、違法賭博場が今回の第2波の感染拡大を引き起こしていますが、その遠因には警察がそういった違法ギャンブルを黙認していた、さらに飛躍すると癒着していた、という声すら上がっています。
地方やローカルエリアに行くと、まだまだこの「闘鶏場」を目にすることがありますが、珍しいなと思って見ていると、「賭け」に関わったということで捕まったり、罰金を要求されたりするので、ご注意ください。

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