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【タイ】公共放送でのコンプラは、非常に厳しい国なんです
- 2020/8/30
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タイは建前を非常に大切にする国民性であると言えよう。それは公共の場では顕著に現れてくる。
例えばタイのテレビドラマなどでは、けん銃や危険物のみならず、お酒やたばこなどにまでモザイクが必要であり、タイのコンプライアンスは日本のそれよりも大変厳しいものとなっているのだ。
そのような状況であるが故、もちろん性的な表現も自粛が必要とされている。
そのような中、チャンネル8で放送されているテレビドラマ「サパイ・ライサクディナー(身分制度を超えた女性)」が性的な表現があったとして、特にネット民によって「けしからん!」と炎上の憂き目にあっている。その シーンとは、男性が両手で女性の胸を揉んでいるところが映し出されているところだ。
ネット民は、すぐに公共放送に適さないとこのシーンを非難し始めた。チャンネル8は、シーンに対して謝罪しましたが、これは演出を目的としたものであり、一部のネチズンによって解釈されたセクハラ行為ではないと付け加えた。
以前、「คางชื่ออ้ายแหน่(カーンチューアーイネ―)」という曲の最後で、性行為時の声を模したような歌を歌いながら、それらしいMV画像を作ったということで騒動(炎上)が起こり、画像が差し替えられたのちyoutubeなどからMVそのものが削除されるような事態も起こった。
そんなタイでも、ネット内では性的な表現は氾濫しているし、性産業がほぼ公然と巷に溢れている。それも含めてタイなんだということなのだろう。