【タイ】カオサンはもう昔のカオサンじゃない!~約1億7500万円かけた改修工事が終了

バックパッカーの聖地と言われた昔のカオサンロード

タイと言えば、バックパッカーの聖地と言われている場所がある。それがカオサン通りだ。
ここも新型コロナの影響をもろに受けたエリアとして、現在は閑散としているのだが、なんだか街は逆に以前よりきれいになったようだ。

それもそのはず、バンコク当局は今年1月30日から5月18日まで、約5,000万バーツ(約1億7500万円)をかけて、観光客向けのランドマーク通りの改修を行っていたのだ。

まったく新しいストリート管理体制を敷き、480人の露天商が毎日9時から16時時までと、17時から真夜中までの2つの7時間シフトで取引きできるようにしました。
各区画は幅1.5メートル、長さ2メートルで、道路の両側に設置されます。

バンコク州知事によると、ほとんどの小売店は、一般製品とOne Tambon One Productプロジェクト(OTOP)の製品を販売し、残りのベンダーは食べ物と飲み物を販売します。

※One Tambon Oneプロジェクト(OTOP)…タイ政府がすすめる「一村一品運動」のことで、全国76県7,000以上の村が登録し、1村につき1種類の特産品を作る町おこし運動。

古いカオスなカオサンとは異なり、海賊版製品やコピー商品などの販売は禁止され、当局による重大な取り締まりを受けることになります。

レオナルド・デカプリオ主演の映画「ビーチ」に出てくるようなカオサンは、もうお目にかかれないのでしょうか。
近代化の波がここにも…といったところでしょうか。

現在のカオサンロード
photo by The Pattaya News

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