【タイ】代理出産事件と言えば…あの事件が再び

photo by Thairath

2020年6月18日。

タイで代理出産と聞くと2014年8月に発覚した、あるIT企業大手の御曹司の児童大量生産事件。バンコクのコンドミニアムで生後間もない9人の乳幼児が保護されたあの事件だ。
あの事件以降、タイではビジネスとしての代理出産は禁止されている。しかし、水面下ではもっとたくさんの代理出産ビジネスが横行していたのかもしれない…。

警察は、妊娠8か月の女性を逮捕しました。理由は、中国の資本家からの依頼で代理出産行為をしていたからになります。中国人資本家のネットワークから、現在約7名のタイの女性が妊娠をさせられており、出産は海外で行っていた模様です。

そしてチョンブリ県の警察は、2人の若いブローカーを同代理出産斡旋の罪で逮捕しました。

妊娠中の女性プラガーイゲーオさんは、彼女は既に3回雇われていて、もう妊娠することができなかったと言いました。他の人の世話をするために、この賃貸住宅に住みに来たとこと。

チーフ2の司令官は、調査の後、ポルノティバさんとマリサさんは中国資本家のネットワークから代理出産をしてくれる女性を斡旋していたと言いました。バンコクで健康診断を受け、女性の体が問題なければ人工授精させます。妊娠中の妊婦は、妊娠期間内は毎月30,000バーツ、または約450,000バーツを受け取ったケースもあったようです。出産が近づくと、カンボジアまたは中国に移動します。新型コロナウイルスの拡散防止のため、国外への移動が不可能となり妊娠待機している女性が約7人いる状況です。タイで出産しなければならない人もいます。

既に出産した3人の子は社会開発・人間安全保障省(AD)が預かる形に。その他の妊娠中の女性に関しては、引き続き出産の準備をしているとのこと。 警察は中国人資産家ネットワークの解明にのりだすとのことです。

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