【タイ】セブンイレブンが一万個のフェイスシールドを回収

2020年5月19日。

タイの新型コロナウィルスは厳格な封じ込め作成により大分鎮静化してきており、規制緩和フェイズ2も実行となりました。新型コロナ禍当初の頃は、マスクやら防護用品も品薄で価格高騰や転売も招きましたが、昨今はそこまで品薄感ないように感じます。

ただ「ニーズがあるところにビジネスあり」。
みんな大好きセブンイレブンでは、新型コロナ対策用「フェイスシールド」の販売に着手いたしました。

ただこの「フェイスシールド」販売にお上の待ったがかかりました。

タイ工業規格協会(TISI)の事務局長であるワンチャイ・パノムチャイ氏は、TISIがオールパブリックカンパニーリミテッドにフェイスシールドを全国のセブンイレブン全店の棚からリコールするよう通知したことを明らかにしました。

こちらはTISIによって認可が必要な製品なのですが、実際はおもちゃとして輸入されたものでした。これは1968年の工業製品規格法に基づく違反であり、正式なTISIの認定マークなしに販売することは違反になるとのこと。

地元メディアは報じるところでは、 1年以下の懲役または100万バーツ以下の罰金またはその両方が科される可能性があるそうです。

「マイペンライ(大丈夫)」の国でも、マイペンライで済まされないことも多いのです。

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