景気減速もバンコク都心の地価高騰止まらず。ワイヤレス通りやスクンビット地区が顕著。

10月16日、コリアーズ・タイランド社は、景気の減速にもかかわらず、バンコク中心部の土地価格が依然として上昇傾向にあると発表しました。
特にスクンビットやワイヤレス通りなどの高級エリアでは、1平方ワー(4㎡)あたり400万バーツで販売されている区画もあるといいます。

バンコク都心の土地は依然として開発業者や投資家から高い関心を集めており、地価の下落は見られない。
2025年1月〜7月の全国の土地・建物取引総額は約4,039億バーツで、前年同期比41.4%減と16年ぶりの低水準となったものの、中心部や鉄道延伸沿線では取引が活発に続いていると同社は分析しています。

地価上昇の背景には、大手ディベロッパーが引き続き都心部の用地取得を進めていることがあります。
現在、トンロー地区では1平方ワーあたり286万バーツを突破、シーロムやサトーンでは200〜250万バーツで取引されており、年間約10%の値上がり傾向が続いています。

最も高額なエリア上位10か所は、以下の通りです。

①ウィッタユ(Wireless) – 400万バーツ/平方ワー

②チットロム – 320万バーツ/平方ワー

③プルーンチット – 300万バーツ/平方ワー

④シーロム – 270万バーツ/平方ワー

⑤サトーン – 250万バーツ/平方ワー

⑥スクンビット・トンロー – 260万バーツ/平方ワー

⑦スクンビット・アソーク – 255万バーツ/平方ワー

⑧ヤワラート – 190万バーツ/平方ワー

⑨パヤタイ通り – 180万バーツ/平方ワー

⑩スクンビット・エカマイ – 180万バーツ/平方ワー

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