マグニチュード5.4、バンコクでも揺れ。千人以上の職員ら、15階建て労働省から避難。
- 2025/8/21
- バンコクとその近郊

8月21日、バンコク・ディンデーン区にある労働省で、同日午前に発生した地震の揺れを庁舎内で感じた職員や来庁者らが一斉に避難しました。
労働省の15階建て庁舎から人々は、建物前や技能開発局(DWT)庁舎前に集合していました。
警備員は、労働省庁舎から市民や職員を速やかに避難させ、建物への立ち入りを禁止しています。
労働省副事務次官によりますと、午前9時58分にミャンマーでマグニチュード5.4の地震が発生したとの情報を受け、15階で勤務していた職員や公務員が揺れを感じたと管理者に連絡がありました。
同省副事務次官の指示で、庁舎内にいる千人以上の職員らは速やかに避難したといいます。
緊急警報システム(Cell Broadcast Service)からの警報は届いておらず、ディンデーン区役所からの報告もなく、地震情報は報道でのみで確認したとのこと。
現時点ではけが人はおらず、庁舎に被害も確認されていません。
最新情報として、11時35分、庁舎の安全が確認されたことを受け、15階建て庁舎への職員の勤務再開を許可されたとのことです。