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- タイ東北地方で16歳少女が売春仲介業。売春女性のほとんどが同じクラスメイト。
タイ東北地方で16歳少女が売春仲介業。売春女性のほとんどが同じクラスメイト。
- 2025/8/20
- 事件(タイローカル)

8月19日、タイ警察は関係当局と協力し、16歳の少女Aさんを取り調べました。
捜査の結果、Facebookアカウントを通じて売春行為をしていた疑いが浮上しました。
おとり捜査により、1,500バーツで売春していたことが判明し、少女はその場で逮捕となりました。
取り調べに対し、Aさんは容疑を認め、自らがあっせんを行っていたと供述。
しかし「ほとんどは同じクラスの友人で、必ず事前に同意をとっていた」とも述べています。
16歳の少女Bさん(売春に関与していた)が証言したところによると、彼女は祖母と暮らしており、両親は幼い頃に離婚しています。
売春を始めたのは中学1年生13歳のときで、きっかけは同じクラスの友人Aさんに誘われたことでした。
1回あたり1,500バーツの報酬を受け取っていましたが、実際にお金を受け取るのは友人で、待ち合わせはリゾートホテルで行われたとのこと。
当初、友人が取り分として500バーツを差し引いていましたが、その後中抜き額は1,000バーツに増えたと言います。
時には食事や市場での買い物に連れ回されることもあり、最終的に手元に残るのは200~300バーツ程度になることもあったといいます。
それでも、日用品や自分の生活費を賄うために必要で、祖母に迷惑をかけたくないため続けざるを得なかったと話しています。
今回の売春に及んだ少女たちは友人の誘いによって始まり、遊びに出かける際にお金がなく、その費用を捻出するために売春に至ったと当局は説明しています。
特にSNSの影響が大きいため、保護者は子どもの行動に十分注意すべきだと警告しています。
現在、買春した側についても詳細な捜査が進められており、利用者の多くは高齢者であることが分かっています。
関与が確認され次第、例外なく法的措置を取る方針です。
警察はまず、Aさんに対し以下の罪で起訴しました。
・人身売買
・18歳未満の子どもを売春させるためのあっせん・勧誘・手配
・不適切な行為をするよう子どもを誘導・助長・黙認する行為
・正当な理由なく18歳未満の子どもを保護者から引き離し、営利または猥褻目的で利用する行為
・他人の売春から利益を得る行為