パタヤでロシア人観光客が、カンボジア人に工具で脅され強盗被害に。「国境紛争で仕事がなく…」

7月28日午後8時ごろ、パタヤ市のチャルームプラキアット通りソイ14で、28歳のロシア人観光客ダリア・スミルノワさんが、28歳のカンボジア人男性チッド・ジャン容疑者に襲われ、所持品を奪われるという事件が発生しました。

犯人はバイクに乗って接近し、ドライバー(工具)で脅してバッグを奪うという手口でした。
バッグには、現金約5,000バーツ相当の貴重品が入っていたとのことです。

わずか数時間で逮捕に成功

事件を受け、パタヤ警察は即座に捜査チームを編成します

そして7月29日午後4時30分には、チョンブリー県ノンプルー地区のスクンビット通りで、同容疑者の身柄を確保に成功しました。

逮捕時には、以下の証拠品を押収してます。

・被害者のバッグ
・犯行時の服
・凶器のドライバー
・使用されたバイク

動機と供述内容

チッド容疑者は取り調べに対し、「仕事が見つからず、妻子を養えなかった。タイ・カンボジア国境の緊張の影響で雇用も断られ続け、バイクを借りて、人気の少ない路地で観光客を狙った」と語り、容疑を認めています。

被害者のスミルノワさんは、「数時間以内にバッグが戻ってきたのは信じられない。パタヤは観光客にとって安全な街だと感じた」と話したとされています。

 

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