致死率80%?! タイ・チェンマイ、豚レンサ球菌感染症で2名死亡。原因は生豚肉料理「ラープムー」

7月9日、タイ・チェンマイ県チョムトーンの保健局は、「ストレプトコッカススイス感染症」(豚レンサ球菌)の注意喚起を地元自治体などに通知しました。

報告によりますと、同地域で5人の感染者が確認され、うち2人が死亡しています。
いずれも「ラープムー」の生豚肉料理を食べた経歴があるとのことでした。

感染経路と症状

この感染症は、生の豚肉や加熱が不十分な豚肉を摂取した際に感染する細菌「ストレプトコッカススイス」によるものです。
人に感染すると重症化する恐れがあり、命に関わることもあります。

・初期症状:高熱、頭痛、寒気、嘔吐
・数日後:急激な聴力低下(難聴)
・重症化:意識障害・死亡

◆注意喚起

・豚肉は必ず十分に加熱すること
・特に地方市場での購入や自宅調理では注意が必要
・発熱・頭痛・耳の異常を感じた場合は早めに医療機関へ受診すること

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