大麻蔓延社会の悲劇。タイ北部、2歳の女の子、大麻入りグミを誤って摂取し入院。父親が責任追及求ム!

2歳の女の子が、大麻成分を含むグミ10個を誤って摂取し、入院する事態となっています。
これに対し父親が、関係者に対して責任を問うよう求めています。

父親はこの出来事を一般の人にも注意するよう警告しています。
事件は、7月初めに発生したといいます。

その日、娘の学校の先生が「眠たそうで、目が半開きになっており、昼食も拒否していた」として、異常行動を報告してきたと言います。
そこで、叔父が学校に駆けつけ娘さんを病院に搬送しました。
しかし、医師は最初、原因を特定できなかったと言います。

その後、家族間で話し合った際、火曜日に自宅で叔父の誕生日パーティーを開いたことを思い出しました。
そのパーティに参加した一組が「大麻入りグミを持ち込み、家に置いたままにした」ことを認めたのです。

摂取した量は、推定で10個とされています。

その情報を病院に伝えたところ、「植物由来物質による急性反応」および「急性副鼻腔炎」と診断されました。

女の子は治療中、24時間意識が戻らず、金曜日の午後に一度退院しましたが、数時間後に高熱と幻覚の持続により再入院となりました。

父親は、保険が麻薬関与を理由に医療費の支払いを拒否したため、5万バーツ以上の治療費の支払い責任をそのカップルに求めています。

また、娘の脳に対する長期的な影響についても深刻な懸念を示しています。

父親は既に警察署に被害届を提出し、大麻入りグミの残り2個も証拠として提出しました。
同時に今回の件が、大麻入り食品・お菓子に対する法的規制強化につながることを望んでいると話しています。

大麻を規制すると声高に言ったと思えば、最近またトーンダウンし始めたので、今の政権が変わらない限り、あまり期待は持てなそうです。
それ以上に大麻がタイ社会に蔓延しすぎて、規制したとしても、もうそう簡単には元に戻らないかもしれません。

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