タイに蔓延る病巣。中国企業、タイにココナッツ工場を続々設立し、タイ企業を排除。供給を独占。

タイ・ラチャブリー県のあるココナッツウォーター加工工場の関係者は、近年中国の投資家がタイ国内に自社工場を設立し、タイ企業からの製品購入をしなくなっていると述べています。

以前はボトル入りココナッツウォーターをタイ企業から仕入れて輸出していましたが、現在ではタイ国内に独自のココナッツ農園と加工施設を保有し、輸出用に直接生産しているといいます。

タイの輸出業者は市場シェアを失いつつある

同関係者によれば、以前はタイのメーカーや輸出業者が中国市場へのアクセスを持っていましたが、中国国内での需要の急増に伴い、中国企業が戦略を転換してきたと語っています。
タイ国内に生産拠点を構えることでコスト競争力を持ち、タイ企業との競争で優位に立っています。

「最近では、我々の製品を全く買わなくなりました。代わりにラチャブリーを中心に自社工場を設けて生産しています」と証言しています。

潤沢な資本と垂直統合で供給網を掌握

この工場関係者は、中国企業の多くが資本力に優れており、自社のトラックでココナッツを運搬し、農園まで借りて運営していると述べています。
これにより生産から加工、輸出まで一貫して管理することができ、供給チェーン全体の支配が可能になっています。

また、生産されたココナッツウォーターの大部分は中国へ輸出され、一部は他国にも出荷されています。

税制回避の疑いも指摘

中国系の工場に対しては、脱税の可能性も指摘されています。

証言によると、コンテナを使った仮設オフィスで迅速に事業を開始し、状況に応じてすぐに逃亡できる柔軟性を持っていると言われています。

■2024年のタイのココナッツ製品輸出データ

タイ貿易政策戦略局によると、2024年にタイが輸出したココナッツ製品は257,428トン、総額2億1,740万ドル(約342億円)。主な輸出先は以下の通りです。

・中国:82.7%
・アメリカ:7.1%
・香港:2.1%
・シンガポール:1.6%
・オランダ:1.5%

中国人など国にいれたら、癌のように増殖し、やがて体を蝕んでいくことでしょう。
国内で手引する「売国奴」も締め出さなければ、この国に未来はありません。

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