バンコクのマラソン大会、開催当日に主催者がいない珍事?! さらにズッコケコメント「10バーツづつ返金します」。

5月25日、奇妙な事件が起きました。

報道によりますと、全国から数千人のランナーが参加を申し込んでいた「Run for Destination 2025」というマラソン大会が、同日バンコクのスアンルアン・ラマ9世公園で開催される予定でしたが、現地に到着した参加者たちはそこで衝撃の状況を目の当たりにします。

会場には登録ブースも運営スタッフもおらず、イベント開催の兆候が全く見られなかったのです。

しかも、掲示されていたポスターの日付には「2028年5月25日」と記載されており、参加者たちは混乱し、強い不満を募らせていました。

その後、数百人のランナーがバンコク・プラウェート警察署に集まり、主催者への詐欺容疑で被害届を提出します。
主催者側と一切の連絡が取れず、詐欺である可能性が高いとみられています。
警察は現在、関係者の行方を追い、事件の真相解明に向けて捜査を進めています。

その後、現場には、黒い服を着た女性が1人姿を現し、スタッフの一人であることが判明しました。
彼女は「グループLINEを見ていなかったため、主催者やスタッフが全員撤退していたことを知らなかった」と説明しています。

多くのランナーが彼女に対して返金を求め、事態はさらに緊迫しました。
彼女は拡声器を手に取り、「冷静になってください」と呼びかけつつ、「今手持ちの現金は1,300バーツだけです。待てない方には、とりあえず1人10バーツずつ返します。並んでください」とだけ述べたと言います。

ホント、タイは何が起こるかわかりません。
ただ一つ言えることは、マスターカードが名指しするように、タイ(バンコク)は、詐欺が多い国だということです。

マスターカードが名指し! バンコクは詐欺に遭遇しやすい国。タクシーや旅行ツアーなどに注意!

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る