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タイ観光スポーツ省、国内の温泉を国際水準のスパタウン開発へ。日本の有名温泉地をモデルに。
- 2025/5/17
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タイ観光スポーツ省は、2023年の調査で国内に118か所の温泉が確認されたと発表しています。
その内訳は北部に71か所、南部に32か所、中部に12か所、東部に2か所です。
温泉の分類は以下の通りです。
・自然の中に孤立する温泉:12か所
・自然区域にある温泉:33か所
・農村部の温泉:63か所
・都市部の温泉:10か所
この中で、チェンマイ県の「サンカンペーン温泉」が開発モデルの試作地として選ばれました。
さらに、クラビー県クロントム郡にある塩分を含む温泉も注目されています。
同省担当官は、次のように述べています。
「政府はこれらの自然資源を観光地として開発し、ヨーロッパ式の『スパタウン』や日本式の『温泉街』に格上げすることを目指しています。温泉を周辺の観光地と結びつけ、国際的な『タイ温泉ブランド』を創出し、地方都市への収入分配を促進します。」
観光・スポーツ省事務局戦略企画局は、全国の温泉に関する統計と利用人気度のデータをまとめています。
開発プロジェクトの詳細
現在、観光局はこのプロジェクトの調査・設計のためのコンサルタント契約の準備中であり、サンカンペーン温泉を所有するチェンマイ県では、2025年6月24日に契約締結が予定されています。
2023年のサンカンペーン温泉の来訪者数は384,619人、収益は3,504,510バーツに達しました。
開発は、以下の3フェーズに分かれて進行されます:
①第1フェーズ(2025〜2027年)
インフラと施設の整備(予算:1億9700万バーツ)
②第2フェーズ(2027年)
健康観光施設の開発(予算:2億5300万バーツ)※第1フェーズの成果により実施
③第3フェーズ
地域住民の生活向上と持続可能な開発の推進
このニュース、以前お伝えしてからあまり進捗がありませんね。
十分観光利用できるとは思うのですが、やはりタイは「夜」がついてこないとだめなんですかね。