タイ観光庁、中国人観光客数予測を引き下げ。「サワッディー・ニーハオ」キャンペーンで復活なるか?!

タイ国政府観光庁(TAT)のタパニー代表は、タイの観光産業における主な課題は「恐怖」「信頼の欠如」「ネット上でのネガティブな反応」であり、これらが特に中国市場に大きな影響を与えていると述べています。

このほど観光庁は、2025年の中国人観光客受け入れ目標を最大670万人、最低400万人と下方修正しました。
これにより、全体の訪問者数は2024年と同様の3,550万人を維持しつつ、観光収入の増加(前年比10%増)を目指すとしています。

回復計画:108.5億バーツ規模の3本柱

政府に要請する予算(約108.5億円)で、以下の3つの主要プロジェクトを推進すると発表しています。

①国内旅行の共済支援制度

 閑散期の国内旅行を促進。対象者は100万人未満に制限、1人あたり最大10回まで利用可能。

②OTA(オンライン旅行代理店)との共同プロモーション

 自由旅行者(FIT)をターゲットに、グローバルな宣伝キャンペーンを実施。

③中国市場向け航空会社との連携プロモーション

 特にチャーター便への支援を強化。最低85%の搭乗率確保が条件。

「Sawasdee Ni Hao」キャンペーン(5月29日開始)

新たな信頼回復策として、「Sawasdee Ni Hao」(サワディニーハオ)キャンペーンがスタートします。
このキャンペーンでは、中国全土から、
観光業者 300名、メディア&KOL(インフルエンサー)200名、一般参加者 500名を招待し、タイの安全対策や観光地を実体験してもらいます。

インプ稼ぎの釣り系インチキインフルエンサー招いて、返って評判落とすことのないようにしてもらいたいものですね。
そもそもこのような事態を招いたのは、急激なビザ緩和などによる政策ミスにあります。
下手の上塗りになったら、もう政権がもちませんよ。

あと、日本人向けに「オハコンバンチワ」キャンペーンもお願いします。

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