【自然の脅威】タイ北部、蜂の巣からはちみつを採取しようした男性が蜂に襲われ死亡。

自然は大いなる恵みを私たちに与えてくれますが、時に牙をむいて襲い掛かってくることがあります。

5月7日午前11時10分頃、タイ・メーホーンソーン県警察は、「村の水道タンクで、人が取り残されている」との通報を受け、現場に急行しました。

現場に到着すると、多くの住民が集まって見守る中、約80メートルの高さにある水道タンクにぶら下がって動かない男性を発見しました。
しかし、その時点で男性はすでに死亡していました。

その後、死亡した男性はウィラユットさん(46歳)と判明します。
現場での調査によりますと、ウィラユットさんは水道タンクにできたハチの巣からハチミツを採るためにタンクに登りましたが、ハチの群れに襲われて意識を失い、そのままタンクに取り残されてしまったとのことです。

地元の救助隊はすぐに救出を試みましたが、ハチが非常に攻撃的だったため接近できませんでした。
そのため、約2時間にわたり煙を使ってハチを追い払い、ようやく遺体をタンクから下ろすことができました。

蜂が危険だということは誰でも知っているかもしれませんが、その蜂が身近にいるかもしれないということを私たちは忘れてしまっていたかもしれません。

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