動画流出! 女性と共に全裸で入浴したタイの破戒僧、重大な僧侶倫理違反で破門に!

タイ・ナコンシータマラート県ロンピブーン地区にある寺院で、僧侶が全裸の女性と共に入浴する様子が撮影された動画が拡散され、大きな波紋を呼んでいます。

問題の僧侶は地元で権力を持つ上級僧侶で、地方僧団長、住職、また僧侶への正式な出家儀式を行う「戒師」の役職にも就いている地位にありました。

その後、動画の僧侶はキリラッタナラーム寺院の住職で、地元の僧団長でもある「プラクルー・キリラッタナピロム」であることが確認されています。

事件の概要

問題の映像では、女性に背中を洗わせながら入浴する姿が映っており、僧侶の品位を著しく損なう行為だと非難されました。

4月21日、このことが僧伽評議員が作製した報告書により、正式に「重大な倫理違反」であると認定されます。
調査の結果、明らかに倫理違反があったため、改めて委員会を設置することなく、すべての宗教的役職から問題の僧侶を解任することが勧告されました。

地元住民の反応

ヒントック地区やその周辺で出家した若者たちの親族からは、儀式を行った高僧の資質に対する不安の声が上がっています。出家することが本来持つ「親への恩返し」や「徳を積む」という意味が損なわれたのではないかとの懸念が広がっています。

まとめ

ナコンシータマラート県の僧団本部は、正式にすべての役職(僧団長・住職・戒師)からの解任を命じました。
該当の僧侶は4月18日の夜、寺からピックアップトラックで立ち去ったとされており、以降の行方は不明とのことです。

よくテレビなどで、タイは90%が仏教徒で…、なんて説明をよく聞きますが、一方で若者の仏教離れが昨今顕著だと言われています。
それはこういった事件が、方々で明るみに出ているからだとも言われています。
これもSNSのチカラでしょう。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る