タイ南部、白昼ショットガン発砲で20歳の男性死亡。彼女は命乞いで危機一髪!

4月18日22時頃、タイ・パッタルン県の警察は、「若い男性が道路上で銃撃され死亡した」との通報を受け、現場に急行しました。
場所は、パッタルン-トラン道路で、警察、鑑識チーム、救急隊が出動しました。

現場では、20歳のナットワットさんがバイクの上に倒れ、既に息絶えている状態で発見されました。
遺体には、右首、右肩、左腕から脇腹にかけてショットガンで撃たれた痕が確認されました。
所持品として、現金、携帯電話2台、そして未使用のショットガンの弾1発がカバンから見つかりました。

彼の傍らには17歳の交際相手の女性が、ショックを受けた様子で立ち尽くしていました。

事件の詳細

2人は遊びに行った帰り道で、この事件に巻き込まれたと話します。
現場近くには白いピックアップトラックが停車しており、マスクを着用した若者4人が車から降り、バイクを停めさせました。
そして1人が「持ち物はあるか?」と問いかけた直後、銃を取り出し、ナットワットさんを何発も撃ってきたといいます。

その後、犯人は彼女にも銃を向けましたが、発砲は不発に終わりました。
彼女が手を合わせて命乞いをする中、犯人たちはナットワットさんのカバンから拳銃を奪い、逃走しました。
逃走車両にはさらに女性2名が同乗していたと伝えられています。

警察は現在、証拠の収集と防犯カメラの映像解析を進め、容疑者の特定と逮捕に全力を挙げています。

タイは銃社会です。
2023年10月に、バンコクのサイアムパラゴンで14歳の少年が銃を乱射し、3名が死亡した事件がありました。
その時に現政権が、銃についての対策を行うと声高にいっていましたが、いまや銃のじの字もでてきません。
あれから数え切れな程、銃による被害が発生しています。

 

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