タクシン氏、カジノ法案支持を他党に強要。従わねば連立与党から除外とまで。 

4月7日の報道によりますと、タクシン・チナワットは、連立与党の幹部に対し、4月9日に審議予定の「エンターテインメント事業推進法案(仮称)」を第1読会で支持するよう指示しました。
もし造反する党があれば、連立政権から除外すると通達したとのことです。

注目されるのは、プームジャイタイ党やルアムタイサンチャート党が全員一致して賛成するか、またイスラム教徒が多いプラチャーチャート党の動向です。

とくにタウィー法務大臣は、宗教・文化への影響を懸念し、慎重姿勢を示しています。

タウィー氏は、内閣承認時(3月27日)も会議を欠席し、4月1日には政府与党の議員団に対して「宗教と文化を尊重すべき」との文書を提出しました。
エンタメ施設の拡大が、青少年や社会に悪影響を及ぼす可能性があると警告し、法律には宗教文化への配慮を盛り込むべきだと訴えています。

与党にも全うな人がまだまだいそうですね。
このような脅迫に負けないで頂きたいものです。

 

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