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- タイ東北部のカラオケ店を摘発。タイやラオス人の未成年者に接客と売春を斡旋。
タイ東北部のカラオケ店を摘発。タイやラオス人の未成年者に接客と売春を斡旋。
- 2025/2/28
- 事件(タイローカル)
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2月27日、タイ警察人身売買対策部が、ウドンタニー県クムパワーピーにあるカラオケ店を急襲し、店主のノッパポン(38歳)を逮捕しました。
彼は「18歳未満の少女を、売春目的で客に斡旋し、不正に利益を得た」「無許可で風俗店を経営」「無許可の外国人労働者を雇用」の罪に問われています。
捜査の経緯
警察は、このカラオケ店で18歳未満の少女が売春を強要されているとの情報を入手していました。
そこで捜査員がおとり客として店に潜入します。
すると、店ではタイ人やラオス人の少女がウェイトレスとして働いており、飲食の提供だけでなく、客と一緒に座るよう指示されていました。
さらに、少女たちは1回2,000~3,500バーツで売春を持ちかけられ、店主のノッパポンが客に紹介していました。
さらに少女を外に連れ出す際には、1回につき300~500バーツの手数料を取っていました。
支払い方法は現金または銀行振込で、店の口座に送金する形でした。
逮捕と容疑者の言い訳
警察は証拠を確保した後、ノッパポンを現場で逮捕し、現金などの証拠品を押収しました。
また、被害者の少女たちを保護しました。
取り調べに対し、ノッパポンは売春行為を完全否定し「押収された現金は、ラオス人女性が家族に送金するために預けたもの」と主張してきました。
しかし警察はこれを信用せず、押収した現金の番号が囮捜査で使用されたものと一致していることを確認します。
これが証拠となり、ノッパポンは前述の容疑で正式に起訴され、今後さらなる捜査が進められることとなったとのことです。