トンロー界隈で流行中! タイ政府が「ゾンビ・シガレット」の拡散を警告! ウソの効能で拡散中。

タイ政府は「ゾンビ・シガレット」と呼ばれる薬物が、バンコクのトンロー地区のナイトクラブで流行中であると注意喚起しています。

「ゾンビ・シガレット」とは、麻薬密売組織が開発した新たな合成薬物で、政府は厳しい取り締まりを続けているものの、拡散が防ぐことが出来ていないようです。

「ゾンビ・シガレット」には、医療用鎮静剤として使用されるエトミデート(Etomidate)が含まれています。
これを乱用すると、極度の眠気、呼吸の低下、危険なほどの血圧低下、吐き気、混乱、さらには意識不明を引き起こし、最悪の場合は死亡に至る可能性があるといいます。

当局は、「一度試すだけなら大丈夫」「安全な製品」という誤った情報に惑わされないよう国民に警告しています。
ナイトクラブだけでなく、オンライン販売や社交の場でも違法に流通しており、リラックス効果や安眠を促すといった偽の宣伝が謳われています。

電子タバコ自体も健康リスクが高いと言われていますが、エトミデートなどの薬物と組み合わせることでさらに危険性が増します。
長期使用によって副腎機能が低下し、コルチゾール(ストレスホルモン)の分泌異常を引き起こし、禁煙後も筋機能の異常が続く可能性があると説明しています。

特に、違法販売される製品は成分や含有量が不明であるため、使用することで致命的なリスクを背負うことになります。

 

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る