世界の料理を紹介するウェブサイトTasteAtlasが、「世界最高の卵料理」ランキングを発表しました。

今回のランキングでは、全195位までの料理がランク入りしています。
その中でタイ料理は、42位にカーオカイヂアオ（Khao khai chiao、ข้าวไข่เจียว）、70位にカイヤットサイ（Thai Omelet 、Khai yat sai, ไข่ยัดไส้)、100位ホイトード（Thai-Style Omelet with Mussels or Oysters, หอยทอด, Hoi tod）、138位にタイ蟹オムレツ（Thai Crab Omelet, Khai jeaw poo）の名前が上げられています。

★42位：カーオカイヂアオ

このタイ風オムレツは、伝統的にご飯の上にのせて提供されます。材料は卵、ナンプラー（魚醤）、少量のレモン汁または酢で、好みに応じて醤油、コーンスターチ、または米粉を加えることもあります。この混ぜ合わせたものを植物油でこんがりと焼きます。通常のオムレツとは異なり、このタイ風オムレツは折りたたまず、そのままひっくり返して仕上げます。カイジャオ（Khai Chiao）はさまざまなトッピングとともに提供されることがあり、伝統的にはチリソースやキュウリが添えられます。

★70位：カイヤットサイ

カイヤッサイ（Khai Yat Sai）は、タイ発祥の伝統的なオムレツの一種です。
名前の「カイヤットサイ」は「詰められた卵」という意味を持ちます。
この料理を作るには、卵を軽く焼き、オイスターソースやナンプラー（魚醤）で味付けし、刻んだ青ネギ、ニンジン、トマト、グリーンピース、ひき肉（牛肉または豚肉）などの具材をのせてから、折りたたんで仕上げます。
折りたたむことで、まるで具材が卵の中に詰められているように見えます。カイヤッサイは、そのまま食べるのもよいですが、ご飯と一緒に、またはナンプラー漬けの唐辛子を添えて楽しむのが一般的です。

★100位：ホイトード

ホイトード（Hoy Tod）は、屋台でよく売られている伝統的な料理です。このカリカリとしたオムレツは、ふっくらとした牡蠣やムール貝（またはその両方）と、もやしを具材として使用し、風味豊かな卵の衣をまとわせて揚げ焼きにして作られます。
揚げ焼きにした後は、刻んだ青ネギを散らし、グリーンチリソース、ナンプラー漬けの唐辛子、トマトソースなどのさまざまな調味料とともに提供されるのが一般的です。
また、「オースワン（Or Suan）」と呼ばれる、ふわふわでとろみのあるバージョンも存在し、一般的に男性はオースワンを好み、女性はカリカリとしたホイトードを選ぶと言われています。

138位：カイヂアオプー（タイ蟹オムレツ）

カイヂアオプー（Kai Jeow Pu）は、タイ発祥の伝統的なカニのオムレツです。一般的に、カニの身、卵、少量の小麦粉、ナンプラー（魚醤）、油を使って作られます。
調理方法としては、まず半分の卵を熱した油で揚げ焼きにし、その上にカニの身をのせ、さらに残りの卵を重ねて仕上げます。または、卵とカニの身をあらかじめ混ぜ合わせ、多めの熱した油でシンプルに揚げ焼きにする方法もあります。
オムレツの形が整い、しっかりと火が通ったら、すぐに提供されます。最近では、バンコクの有名なシェフ、ジェイ・ファイ（Jay Fai）が提供するカイジアオプーが話題となり、彼女の屋台がミシュランの星を獲得したことで、さらに人気が高まりました。

＝まだ試したことのない料理があったら是非！＝

ランキングの詳細はこちらより。https://www.tasteatlas.com/egg-dishes?