チェンマイで最も有名なカーオソイが食べられるお店『カーオソイ・ニマン』

 

先日初めてチェンマイに旅行してきました。(取材も兼ねて)
子供連れなもんで、あまり旅行記のようなことをする余裕がなかったのですが、せっかくなのでいくつかご紹介しましょう。

ホテルは「ニマンヘミン」という、一部の人からチェンマイの原宿と言われるオシャレカフェなどが林立するエリアにとりました。
ただこのホテルがかなり残念な仕様だったので、ここでの記述は避けたいと思います。

さてチェンマイに行ったら、日本人なら先ずは一回は食べておきたい有名な郷土料理「カーオソイ」。

ココナッツミルクベースのまろやかカレー風味で、タイ料理の中でも辛くなく、日本人にも人気の一品です。
正直チェンマイに行かなくてもバンコクで十分堪能できるのですが、本場で食べる「カーオソイ」は格別だろうと考えるのが日本人の性というものです。
でも札幌ラーメンは、やっぱり札幌でたべなくちゃ!って人はいないか。
いや、札幌に行く機会があればやっぱり食べるだろ、ってことでせっかくなので界隈で最も有名店として名高い『カーオソイ・ニマン』。

しかしこのエリアは新型コロナにも関わらず、パリピご用達のお店が多いようで、タイ人富裕層2世と思われる輩が、多くの女性たちを引き連れ、パーティナイトを繰り広げていました。
しかしちょっと歩くとシャッター通りで、その温度差の違いに違和感しか感じられない一種異様な光景でした。

そのパリピご用達店がひしめくど真ん中にこのお店はあります。

新型コロナの影響で観光客は少なめとは言え、他エリアの店舗の閑散ぶりからすると歴然。
土日は満卓、平日でも席の7割は埋まっていました。(時間帯にもよる)

とりあえず、食べておかなきゃということで、「牛肉入りカーオソイ」(105バーツ。約368円)を注文。

 

麺はタイラーメン(バミー)で使用するような細麺ではなく、平麺でモチっとする感触。
スープは前述の通り、カレーベースにココナッツが加えられ、辛く抑えめでまろやかな味わい。
バンコクの一般的な食堂で食べる「カーオソイ」よりも、上品な感じはしますね。

タイ料理で牛肉というとクワーイ(水牛)の肉なのですが、普通に食べたら固くて食べられるものではありません。
しかし、このように煮込んで、温かいうちだと高級A5ランクにも勝るとも劣らない味わいとなります。(すいません、少し言い過ぎました)
安いお店の牛肉は、ほんと噛み切れなかったりするので要注意です。

別メニューもチャレンジ。
こちらは「ゲーン・オームムゥー」。
正直バンコクでも食べれますので、何をして北タイ料理かというのは難しい部分もあるのですが、目に留まったそれらしい物を注文。
ちなみにゲーンとつく料理は広義での「カレー」と考えて下さい。

この料理が、超激辛で正直日本人には食べるのは困難かと感じました。
私もそこそこ激辛好きなのですが、こちらが辛いばかりで味わいなどは全て吹き飛んでしまいました。
日本人的には、やはり辛さもバランスが必要かと久々に考えさせられました。

そういうことで、こちらはタイ嫁にドライブパス。

こちらはタイ嫁が頼んでいた「ナムプリック・オーン」
中央の赤いタレのような「ナムプリック」に供え物をつけて食べるのですが、この「ナムプリック」も発酵系の食材なので、日本人にはなかなか合わないかもしれません。

総じて、「ニマンヘミン」界隈では、価格もそこそこで、店内も洒落た感じ清潔感もあり、チェンマイ来た感でてますので、観光で訪れた方にはお薦めできるお店かと思います。
若干、小道に入ったとこですが、グーグルマップを使えば楽勝でたどり着けます。
今週末は「イーペン祭り(ロイクラトーン)」を見に、チェンマイへ行かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、よろしければ『カーオソイ・ニマン』もお立ち寄りしてみて下さい。

(写真はクリックで拡大可)

『カーオソイ・ニマン』

分類:タイ料理店
住所:22 Nimmana Haeminda Rd Lane 7, Tambon Su Thep, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200
営業時間:11時~20時まで
連絡先:053-894-881

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