「寄生虫一掃作戦 EP4」って何? チョンブリー県で500人超の捜査員による大規模な取締り。

2月13日午前5時36分、チョンブリー県警察長官の指揮のもと、「寄生虫一掃作戦 EP4」(ล้างบางปรสิต EP4)が実施されました。

この作戦では、パタヤ警察署、捜査チーム、観光警察、入国管理局、麻薬取締部隊、保健当局などから500名以上の捜査員が動員され、チョンブリー県全域の115カ所を一斉捜索しました。
この作戦は、政府の麻薬撲滅政策の一環であり、チョンブリー県警が毎月最低2回実施している捜索活動だと報じられています。

暗号名「犬のビル」「猫のビル」での摘発

パタヤ警察署の担当エリアでは、2カ所のターゲット に分かれて捜索が行われました。

・「犬のビル」(ノーンプルー地区の4階建て商業ビル・26室)
住人の尿検査を実施した結果、6名が薬物陽性反応(紫色の尿) を示しました。

・「猫のビル」(ノーンプルー地区の別の4階建て商業ビル・27室)
薬物使用者20名、麻薬販売者4名を摘発。
建物内はひどく汚れ、犬猫の排泄物の悪臭が充満し、不衛生な環境でした。

さらに150世帯の住宅地での捜索

ノーンプルー警察署管轄の50ライ(約8ヘクタール)にわたるバラックで、10カ所のターゲットに分かれ捜索を実施 しました。
その結果、以下の成果がありました。

・薬物使用者14名、違法滞在の外国人22名を摘発
・薬物使用器具も多数発見

公務員の薬物販売を摘発

バーンラムン警察署の捜索では、32歳の男性ワチャラ容疑者を逮捕。
彼はチョンブリー県内の役所で技術職員として勤務 しており、違法薬物「アイス」(覚せい剤)40グラムを所持していました。

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