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あり得ない!「灰色の虎」中国人マフィアの大ボスら19名に無罪判決! タイで何が起こってる?!
- 2025/2/12
- 事件(タイローカル)
![](https://x-bomberth.com/wp-content/uploads/2022/11/316543619_519523516886828_3082917159658522396_n.jpg)
これでは、タイが「犯罪大国」と言われても仕方ありません。
南バンコク刑事裁判所は、資金洗浄と麻薬関連の国際犯罪事件で、証拠不十分を理由にトゥ・ハオとその妻を含む19人を無罪としました。
トゥ・ハオ(タイ名:チャイヤナート・コーンチャヤナート)は、中国生まれのタイ国籍の実業家で、2022年に警察が摘発した「ヂンリンビル」の賃借人兼経営者とされます。
同店では100人以上の違法滞在の中国人移民と大量の麻薬が発見され、警察は関連する高級住宅や企業を捜索。彼の関係者も訴追されましたが、トゥ・ハオは麻薬関連の容疑を全面的に否認しました。
そして2025年2月11日、裁判所は25人の被告に対する判決を下しました。
検察側は、ジンリン・パブの資金取引がカンボジアの施設とつながり、麻薬取引の一環だったと主張したが、裁判所は国際犯罪組織の結成を証明する証拠は不十分として、被告全員をこの容疑で無罪としました。
資金洗浄についても、口座取引が麻薬販売の収益か正当な売上か判別できないとして、全員が無罪とされています。
一方で、一部の被告には麻薬関連の有罪判決が下された。
- 被告1・4:麻薬販売と違法銃器所持で27年6か月の禁錮刑、罰金169万バーツ
- 被告5:同様の罪に加え無許可営業などで28年12か月の禁錮刑、罰金260万バーツ
- 被告7・11・12:麻薬販売の幇助で21年2か月の禁錮刑、罰金170万バーツ
トゥ・ハオと元妻(警察大佐)を含む19人はすべての容疑で無罪となり、タイで注目された国際犯罪組織の裁判が終結しました。
この事件には、役人や議員も絡んでいたと言われています。
当時、この事件の逮捕を指導した「ビッグジョーク」氏も、警察内部の権力闘争で敗れ職務から離れていますし、政権も中国人の血が流れる(本人曰く)首相に取って代わられているので、このような判決になってしまったのでしょうか。
もう開いた口が塞がらない…。